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2006年10月

勝地和紙

Washi

ギフト関連が大好物な体質である。いただく内容物ももちろん、嬉しいのだが、

外装に弱い。ラッピングペーパー、箱、リボン、紙袋に異常な執着心がある。

己のキレイ基準をクリアしたものは、なんでもキープ。もちろん、いつか使おうと

思って、しまい込むのだが、タチが悪いのは‘使わない’ことである。生来の

貧乏性が祟っているのか、もったいなくて使えないのである。従って、部屋には

空箱がトーテンポールのごとく積みあがり、包装紙はクルクルと巻いて筒の団体

となり、リボンは専用ケースに溢れ返り、紙袋にいたっては押入れの下段を占拠

している。自宅だけではなく、オフィスにもため込むものだから「そんなに外側が

好きなら、中身は入れなくていいね」とボスに言われる始末である。

先日、和紙の個展に行った。今回、出会ったのは島根県の勝地和紙。

佐々木誠さんによる作品である。彼は勝地和紙の唯一の継承者で、昔ながらの

製法に彼独自のセンスを加えて、繊細で微妙ないい色合いを生み出している。

和紙だが、どことなくプチバトーの美しいアースカラートーンに似ている。

タペストリーやクッションカバーにもなるほど頑丈ですと教わり、部屋の壁に飾る

ように2色を購入。その場で購入できてしまう個展というのは、体に毒である。

だって、ホントは全色、欲しかったのに、財布に聞いたら2色までと言われ、

身もだえしながら、諦めなきゃいけなかったからね。そしてお察しのように、

その戦利品は壁に飾られることもなく、大切に保管されている。

紙ファンのみなさま(いるのか、そんな人)、勝地和紙、おすすめです。

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記憶の1ページ目

Kioku

いちばん最初の記憶を辿ってみる。

映像部門でいえば、グルグルまわっているシーンである。メリーゴーランドで遊んだと

いう優雅なものではない。それは1歳半(母の証言)。当時、住んでいたアパートの

階段を落っこちたのである。天地がぐるりんぐるりんと回る映像から我が人生が

スタートしている。そして、ふとんの上へとカットは移る。会社を早退して駆けつけた

青い顔の父と、もっと青い顔の母が私を覗き込んでいる光景になる。痛さも怖さも

記憶にないが、ぐるりんと回った映像だけが1ページ目に記録されてしまった。ドジな

人生を象徴しているとも言える。目が回るような忙しさを示唆していたとも言える。

音部門の記憶の1ページ目はオルガンである。幼稚園の年少で、「七夕」を演奏

しながら大声で歌っている音が残っている。ササノハ、ハ、サァーラサラと‘ハ’が

入り込む覚え方で音符と帳尻が合わなかったが、唯一、弾けた楽曲なので、

得意げに1ページ目に輝いている。

そして、香り部門の1ページ目は、一気に育って中学生。まさか幼児から中坊に

なるまでなにも匂いを嗅がなかったわけではあるまいが、なぜか中学である。

それはキンモクセイ。とりわけ、楽しかった運動会に記憶がつながっている。

町にひとつだけある中学校なので、運動会は町民がみな見に来る町をあげての

大イベントだった。学問は大してできないが、運動はちょっとしたものだったので、

このイベント時のみ花形である。リレーはアンカー、女子としては初の応援団長も

こなした。そんな運動会をはじめとして、きわめて楽しい中学時代だったせいか、

キンモクセイの香りを感じると幸せな心持ちになる。

記憶は幸せも運んでくれる。

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子どもたちの夢

Jleagu

サッカー全日本にハマったのには、ワケがある。以前、親しかったクライアントの

Sさんが、超優良企業を退職してまで好きなサッカーの仕事に就いた。Sさんとは

お仕事をくれる人、もらう人の枠を超えたお付き合いをさせてもらっていた。ボスも

私もSさんのことが大好きだった。そんなSさんが国際試合のチケットを何度か

送ってくださったので、国立競技場にセッセと通い、ハマっていったのである。

もちろん、全日本戦は欠かさず観戦している。だが、Jリーグは正直なところ、

あまり見ていない。先日、久しぶりにTV観戦したが、こりゃあかんと思った。

ユニフォームである。地域密着を掲げているのはわかるが、胸元にデカデカと

○○産業などとある。それもヒドイ書体で。ロゴだから、その書体なのっと

叱られるかもしれないが、とても美しいとは言いがたい。気になってアチコチの

チームをチェックしたら、やはりあまり芳しくはない。Jリーグ発足当初はこんな

ことはなかったと思うが、いつの間にこんなことになっちゃったのという印象である。

これって憧れの対象になりうるだろうか。NYヤンキースのあのピンストライプが

着たい、Rマドリードのあの白が着たい。子どもたちはそう夢見て一流アスリートを

目指すのではないだろうか。もちろん、各選手の個人技に憧れるのが第一なのは

わかっている。だが、カッコ悪いよりカッコいい方がいいに決まっている。子どもに

夢を与えたり、観客にカッコイーと感じさせることも商業スポーツの使命ではない

だろうか。地域のスポンサー様にご理解いただくのは難しいだろうが、もうちょっと

なんとかならないものか。1円も出さずして、クチだけ出して申し訳ないが、

サッカー界のみなさん、ユニフォーム、かっこよくしましょうよ。

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