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2006年5月

笑いのストライクゾーン

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親友のR子とは、よく旅をした。20代の年末年始は、毎年、彼女とどこかへ出かけた。

お年頃だったので、どちらにもカレシはいたが、なぜだか恒例となってしまい、

オンナ2人でアチコチ旅した。除夜の鐘を聞きながら、前髪にカーラーを巻いた

私とパックで真っ白顔になっているR子が正座で向かい合い、アケオメの挨拶をする。

色気があるんだかないんだかわからない20代だった。

ドジが服を着て歩いている2人なので、電車に乗って駅弁を広げてから、目的地へ

向かっているのか心配し出したり、ホテルの部屋の乾燥が気になってシャワーを

出しっぱなしにした挙句、火災探知の警報機を鳴らしたり、武勇伝(?)には枚挙に

いとまがない。もちろん、ドジの後には腹が痛くなるほど笑い転げた。

笑いには、各人のストライクゾーンがある。

R子と私は性格もまったく違えば、好みも逆。なぜ長い間、親友であるかを考えると

笑いのストライクゾーンがぴったり同じだからではないかと思う。それも、広い

ストライクゾーンではなく、極めて狭い針の穴のようなコントロールでぴったし

いっしょ。私がケタケタと笑い出すと、隣でR子もケタケタしている。その場に他の

友人がいる場合は「なにがそんなにオカシイの?」と思案投げ首。「なんでオカシク

ないの?」と涙目で笑い転げる2人という図式になる。

日光に旅行した時には、店の看板にハマった。けっこう個性的な店名が多く、

中でも‘バー・ふぅー’には息が吸えないほど笑い続けた。そんなR子と久し

ぶりに神楽坂へプチ旅行。日光チックな店が多く、‘バー・まぁる’で準備運動を

始めたら、その向かいの‘ルパン反省’で笑いもフル。本来は風情たっぷりの

しっとりした街なのに、いいトシしたオンナが2人でケタケタと笑い転げながら

歩いていく。人間、そんなに進歩するものでもない。

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オドロキ 桃の木 バジルの葉

Bazil

初めての海外ロケはシドニーだった。ロケを体験するのも初めてなのに、いきなりの

シドニーである。オーディションもロケハンも「イマ、ナニシテンダロウ・・・」状態。

なにからなにまで驚きの連続である。驚けるのは、まだいい。なにをしているかが

わかっているからである。今、振り返れば、驚くレベルまで達していない無知な

部分が多かったとよくわかる。レンズの上でアシスタントがヒサシを作っている

ワケも知らなかった。

こんな初ロケの中で、数少ない驚きとして覚えているのは、‘スタイリストさんって

いうのは、なんてたくさん花を買うんだろう’ということである。モデルの後方に

アレンジフラワーが必要となると、青山あたりの交差点にある小さな花屋さん

ぐらい買い込む。その中から、状態のよい花を選び、スッスッとアレンジして

いく。広告の撮影では、小道具にしろ、商品にしろ、1カットを撮るために膨大な

量を用意するのである。

ちなみに、ひと束をワンバンチということも、その時に知った。英語の授業で

習ったかなぁ。社会に出てから覚えた英語の方が、はるかに生活やロケに

役に立っている。

このバジルも、先日のロケでスタイリストが用意した撮影小道具の余り。

捨てるのもモッタイナイので、コップに水をはって挿しておいた。と、今日、

見たら、白いヒゲがたくさん生えてる!? これまた驚き。生命力の強さ、

したたかさ、ぜひ見習いたい。え?これ以上?という声も聞こえてきそう

ではあるが。

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ミュゲの日

Suzuran2

今日はミュゲの日である。

ちょうど2年前の今日、フランスのフォンテンブローにいた。街かどのいたる所で

子どもたちが臨時販売所をつくって「ミュゲー、ミュゲー」と売っていたので、

通訳さんになんのことかとたずねた。フランスでは、5月1日にすずらんを贈る

習慣があるとのこと。すずらんは春の到来を象徴する花だとかで、春が始まる

5月1日にすずらんをもらうと一年、幸せに暮らせるのだという。ちなみにフランス

では免許がないと花の販売はできない法律があるのだが、この日に限っては、

シロウトも販売してよいのだとか。なんとも寛大な政策である。

もちろん、日本では認知度はイマイチ高くない。住まいのある世田谷の花屋さんでは

仕入れてさえいなかった。だが、やはり青山。朝、出勤前に立ち寄ると、店員さんが

セッセと小さな花束を作っていた。今日、会う人に贈ってハッピーな気分になって

もらおうと、そく購入。大した贈り物ではないが、小さな花束を贈るワケを話すと、

みなさん、とても喜んでくれた。クリスマスだぁ、ハロウィンだぁと、なんでも舶来モノを

取り入れるのはいかがなものかとしかめっ面になる御仁もいるだろう。だが、小さな

贈り物でほんのちょっぴり幸せな気分になってもらえるのなら、それはそれでいいのだ。

と、思う。

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