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2005年8月

プチ・ガーデニング

lily

事務所には、どの部屋より広いテラスがある。時に宴会会場、時にランチ広場、

時にオーディション会場となり、広さだけではなく用途的にも、どの部屋より

優秀である。

日当りバツグンな上に、ボスが園芸オジサンと化しているため、17年前に

会社設立のお祝いにとちょうだいした植物たちがけっこう元気に生きている。

中でも、ベンジャミンとアマリリスは双璧。ベンジャミンは2本の細い幹を絡ませた

華奢な構造だったにも関わらず、17年の歳月を経て、太い1本の逞しい幹へと

変型してしまった。今も青々とした葉をたっぷり茂らせている。

アマリリスの方は、さらに生命力が強く、毎年、初夏の頃になるとリッパな花を

5~6個、咲かせる。株も異常に増え続けている。これもやはり設立当初に

至上最強のスタイリストさんからいただいたもの。彼女のパワフルな個性が

そのままアマリリスに乗り移って、「あたしよっ!今年も見事に咲いたわよっ!」

と、己の威力を誇示するかのように咲き誇るので、「ハイっ、まったくもって

お見事でございます」とその都度、敬意を表わすことにしている。

写真のカサブランカは、5年ほど前にいただいた。昨年、1個しか花をつけない

弱り方だったため、○○バイオ研究所なるもので仕入れたフランス製の

ナントカ土を混ぜ込んであげたら、今年、モノの見事に30個近い花を咲かせた。

すごい蘇生力。お肌の老化防止に応用できぬものかと、ナントカ土を眺めたり、

匂いを嗅いだりしている。

あまりにたくさん咲いたので、部屋に飾りきれず、友人のデザイナーに分けて

あげた時、懐かしい感覚が湧いてきた。私が子供の頃、母は庭でいろいろな

植物を栽培しており、丹精込めた花がりっぱに咲くと、教室に飾りなさいと

花束にして持たせてくれた。荷物が増えること、優等生ぶりっこになりは

しないかとの杞憂などチャチな了見しか持たなかった娘は、今になって母の

気持ちが少しわかる。キレイなものは1人でも多くの人と共有したいという

気持ち。都会のマンション暮らしでも、ちょっとしたガーデニング気分は

味わえる。

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